Lステップの料金表を見ても、自分の店はスタートの5,000円で済むのか、LINE公式アカウントの料金も合わせて毎月いくらになるのか、分かりにくいですよね。
先に結論をお伝えすると、友だち数百人の店なら、多くはスタートとLINEのライトプランで月10,500円(税込)に収まります。決め手は、月の通数と、使いたい機能がどのプランから入るかの2つです。
この記事では、LステップとLINEヤフーの公式の料金表(2026年10月12日時点)をもとに、LINEの料金を足した毎月の支払いと、契約前に知っておきたい解約の条件まで整理します。
読み終えるころには、自分の店に合うプランと毎月の支払い、やめるまでに最低いくら払うかが分かるはずです。
全体像:プランごとの月額と通数
Lステップの料金プランは4つです。初期費用はどのプランも0円で、毎月の料金だけがかかります。
| プラン | 月額(税込) | 月の配信数 | このプランから使えるもの |
|---|---|---|---|
| フリー | 0円 | 約200通 | 基本機能(順番に送る配信は1つまで) |
| スタート | 5,000円 | 約5,000通 | 順番に送る配信の数に制限なし、Lフレックス(見た目を作り込んだメッセージ)、データ移行 |
| スタンダード | 21,780円 | 約30,000通 | 人ごとに出し分けるリッチメニュー、URLのクリック測定、Lメニュープラス |
| プロ | 32,780円 | 約50,000通 | 流入経路やクロス分析などの分析機能、広告連携、複数のカレンダー予約、スタッフ10名まで無料 |
出典:Lステップ公式「料金プラン」(2026年10月12日時点)
プランで変わるのは通数と一部の機能
上のプランほど高くなりますが、予約やフォームといった中心の機能は、フリープランから使えます。公式の機能表で全プラン共通になっているのは、次のようなものです。
- 一斉配信と、条件で相手を絞った配信
- 友だち追加のあとに順番に送る配信(フリーは1つまで)
- タグ付け・回答フォーム・自動応答
- 1対1のトーク(個別トーク)
- イベント予約とカレンダー予約
- チャットでのサポート(平日10〜17時)と、Zoomでの初期設定サポート
つまりプランの差は、送れる通数と、見た目の作り込みや分析など一部の機能です。「予約を受けたいからスタンダード」とはなりません。
LINE公式アカウントの料金は別にかかる
Lステップは、LINE公式アカウントにつないで使う別会社のツールです。そのためLINE公式アカウントの月額は、Lステップとは別に払います。
- コミュニケーションプラン:0円(月200通まで)
- ライトプラン:5,500円(税込。月5,000通まで)
- スタンダードプラン:16,500円(税込。月30,000通まで)
Lステップの配信数がLINE側の通数より多くても、実際に送れるのはLINE公式アカウントの通数の分までと公式に書かれています。Lステップの配信数とLINEの通数、両方の上限に収まるプランを選びます。LINE側のプランの詳しい違いはLINE公式アカウントの料金の記事にまとめています。
LINEの料金と合わせた毎月の支払い
毎月いくらになるかは、月に何通送るかで決まります。先に自分の店の通数を出してから、合計の月額を見ていきます。
友だちの数と配信回数で通数を出す
通数は、送った回数ではなく届けた人数で数えます。友だち150人に1回送れば150通です。
計算はかけ算1つで済みます。
「自動で送る分」は、友だち追加のあとに順番に送るメッセージや、予約の前日に送るお知らせなどです。一斉配信だけで数えると、自動の分で上限を超えることがあります。
たとえば、友だち数十〜数百人の店ならこのくらいになります。
- 友だち60人の教室:月2回の配信で120通
- 友だち150人の美容室:月2回の配信で300通。予約の前日のお知らせを送るなら、予約1件につき1通ずつ増える
- 友だち400人の飲食店:週1回(月4回)の配信で1,600通
どの例も、Lステップのスタート(約5,000通)とLINEのライトプラン(5,000通)に十分収まります。友だち数百人の店で、通数が理由でスタンダード以上が必要になることはまずありません。
合算した月額の目安
Lステップのプランと、通数に合うLINEのプランを足すと、毎月の支払いは次のようになります。
| 月の通数 | Lステップ | LINE公式アカウント | 合計(税込) |
|---|---|---|---|
| 200通まで | フリー 0円 | コミュニケーション 0円 | 0円 |
| 5,000通まで | スタート 5,000円 | ライト 5,500円 | 10,500円 |
| 5,000通まで+スタンダードの機能 | スタンダード 21,780円 | ライト 5,500円 | 27,280円 |
| 30,000通まで | スタンダード 21,780円 | スタンダード 16,500円 | 38,280円 |
※LINE公式アカウントは公式の表示が税別のため、税込(10%)に換算しています。
友だち数百人の店がLステップを使うなら、現実的な月額は「スタート+ライト」の10,500円です。スタンダードの機能が要る場合だけ、27,280円に上がります。
200通に収まる店は0円で使えますが、フリープランは順番に送る配信が1つまでなどの制限があります。この点は次の章で見ます。
自分の店に合うプランの選び方
プランは、①月の通数 ②使いたい機能がどのプランから入るかの2つで決まります。友だち数百人の店なら通数はほぼ問題にならないので、実際には②で決まります。
フリープラン:まず触ってみる段階
フリープランは0円で、予約やフォームなどの基本機能を一通り触れます。管理画面が自分に扱えそうかを確かめるには十分です。
ただし、店の仕組みとして使い続けるには制限がきつめです。
- 配信は月約200通まで:友だち100人に2回送れば使い切る
- 順番に送る配信は1つまで:「友だち追加のあいさつ」を作ると、「来店後のお礼」は作れない
- 1社1アカウントまで。1年以上使わないと削除されることがあると公式に書かれています
フリーで足りるのは、友だち数十人で、自動で送りたい流れが1つだけの店です。
もう一つ知っておきたいのは、フリーから有料に切り替えると、その時点で1か月分の料金がかかることです。初月0円は新規で有料プランを申し込む場合の案内なので、有料を試すつもりなら申し込み方を先に確かめてください。
スタート:順番の配信と予約を使う店
友だち数十〜数百人の店の多くは、スタート(月5,000円)で足ります。予約・フォーム・タグ・条件で絞った配信がそろい、順番に送る配信も数の制限なく作れるからです。
スタートで組める使い方の例です。
- 友だち150人の美容室:カレンダー予約を受け、来店の3日後にお礼、1か月後に次回予約の案内を順番に送る
- 友だち60人の教室:体験レッスンの申し込みをフォームで受け、回答に合わせてタグを付け、体験の前日に持ち物を送る
- 友だち400人の飲食店:アンケートで「ランチ派・ディナー派」を聞き、それぞれに合うお知らせだけを送る
見た目を作り込んだメッセージ(Lフレックス)や、ほかのツールからのデータ移行もスタートから使えます。
スタンダード以上:出し分けや分析が要る店
スタンダード(月21,780円)が必要になるのは、次のことをLステップでやりたい場合です。
- 人ごとにリッチメニューを変える:会員とまだ会員でない人で、画面下のメニューを切り替える
- URLのクリックを測る:配信に入れたリンクを誰が押したかを記録し、押した人にだけ続きを送る
プロ(月32,780円)は、どのQRコードや広告から友だちが増えたかの分析や、広告との連携が中心です。広告を出して友だちを集める段階でなければ、小さな店には過剰なことが多いです。
迷ったら、スタートで始めて、足りない機能が出てから上げる順番が無難です。
というのも、一度上げたプランは下げられません。スタンダードからスタートへ、有料からフリーへは戻せないと公式に書かれています。途中で上げた月は差額がかかり、日割りにはなりません。
ChatGPTで必要なプランを試算する
自分の店に当てはめるのが面倒なら、ChatGPTに試算させると早く済みます。手順は3つです。
- Lステップ公式の料金ページを開き、プランと機能の表を範囲選択してコピーする
- 下のプロンプトの[ ]を自分の店に置き換え、コピーした表を最後に貼る
- ChatGPTに送り、出てきたプランと月額を、この記事の表と見比べる
料金表を貼るのは、AIが古い料金を覚えていることがあるためです。貼った表の数字だけを使うよう、プロンプトで指示しています。
コピーして使うプロンプト
Lステップのどのプランが自分の店に合うか、試算してください。 料金と機能は、最後に貼るLステップ公式の料金表の内容だけを使ってください。表にないことは「要確認」と書いてください。 【店の情報】 ・業種:[例:1人で営む美容室] ・LINEの友だち数:[例:約150人] ・一斉配信の回数:[例:月2回] ・自動で送りたいもの:[例:予約の前日のお知らせ、来店3日後のお礼] ・やりたいこと:[例:カレンダー予約を受けたい。来店の回数でタグを付けたい] 【LINE公式アカウントの料金(税別)】 ・コミュニケーション:0円(月200通まで) ・ライト:5,000円(月5,000通まで) ・スタンダード:15,000円(月30,000通まで) 次の4つを表で出してください。 1. 月の通数の見込み(一斉配信と自動で送る分を分けて) 2. やりたいことごとに、使える一番安いLステップのプラン 3. 必要なLステップのプランとLINEのプラン、合わせた月額(税込) 4. 解約できるまでに最低いくら払うか(有料プランは初月0円のあと3か月は解約不可として計算) 【Lステップの料金表】 [ここにコピーした表を貼る]
出てきた答えで見るのは、2の表です。「スタンダード以上」と出た機能があったら、それが本当に今すぐ要るのかを考えてみてください。そこを外せるなら、月額は10,500円で済みます。
「要確認」と出た項目は、契約前にLステップのチャットサポートに聞く質問になります。お客さんの名前や電話番号は入力しないでください。店の規模と、やりたいことだけで試算できます。
契約前に知っておく条件
月額と同じくらい大事なのが、やめるときの条件です。Lステップの有料プランには、すぐにはやめられない期間があります。
初月0円と3か月の解約制限
公式の案内では、新規で有料プランを申し込むと最初の1か月は0円です。この無料期間中なら、費用をかけずに解約できます。
無料期間が終わって課金が始まると、そこから3か月は解約できません。解約できるのは3回目の支払いのあとです。流れにすると次のとおりです。
- 申し込みから1か月:0円。この間なら自由に解約できる
- 1か月後から:毎月の課金が始まる。3回目の支払いまでは解約できない
- 3回目の支払いのあと:解約できる。次の課金日の前日までに手続きすれば、それ以上はかからない
つまり無料期間のあとも続けると決めた時点で、最低でも3か月分は払うことになります。なお、解約の手続きをするとその場で使えなくなる点も覚えておいてください。
| プラン | 月額(税込) | 解約できるまでの最低額 |
|---|---|---|
| スタート | 5,000円 | 15,000円 |
| スタンダード | 21,780円 | 65,340円 |
| プロ | 32,780円 | 98,340円 |
※Lステップの分のみ。LINE公式アカウントの料金は別にかかります。
だからこそ、無料の1か月のうちに、実際に使う流れを1つ組んで動かしてみるのが大事です。テスト用に自分のLINEを友だち追加し、予約やフォームが思ったとおりに動くかを確かめてから続けるか決めます。
もう一つ、一度LステップにつないだLINE公式アカウントは、解約したあと再びLステップにつなぐことができません(公式の注意事項より)。「今回はやめて、来年また使おう」とはいかないので、試すのは本当に使う可能性がある時期にするのがおすすめです。
オプションとサポートの費用
月額のほかに、必要に応じてかかる費用と、無料で受けられるサポートがあります。
- 初期設定サポート(Zoom):全プラン無料。申し込みのときにチェックを入れておく
- スポットコンサル(60分):フリーは初回のみ無料、有料プランは毎月1回無料。それ以外は1回11,000円
- スタッフの追加:管理者1名は無料、2人目から1人につき月1,100円(プロは10名まで無料)
- Webhook転送:月5,500円(ほかのツールとつなぐ場合のオプション)
- API連携:月11,000円(プロのみ)
- 月5万通を超える配信:大量送信プラン(10万通で月87,780円など)
友だち数百人の店なら、オプションの費用はほとんどかかりません。スタッフにも管理画面を触ってもらう場合だけ、人数分を足して考えてください。むしろ有料プランの毎月1回・60分の無料相談は、設定に迷ったときの助けになります。
Lステップ以外の選択肢
料金を調べているうちに、「そもそもLステップが要るのか」「ほかのツールのほうが安いのでは」と気になる人もいると思います。LINEの料金と合わせた月額で並べると、次のとおりです。
| 選択肢 | ツールの月額(税込) | LINEライトと合わせた月額 | 向いている店 |
|---|---|---|---|
| LINE公式の標準機能だけ | 0円 | 5,500円(200通までなら0円) | 順番の配信と、属性での絞り込みで足りる店 |
| エルメ(フリー) | 0円(月1,000通まで) | 5,500円 | タグやフォームを無料で試したい店 |
| Lステップ(スタート) | 5,000円 | 10,500円 | 予約・フォーム・順番の配信を1つにまとめ、サポートも受けたい店 |
| Lai(Starter) | 10,780円(税別9,800円) | 16,280円 | 配信や設定の下書きをAIに頼みたい店 |
出典:エルメ公式/Lai公式サイト/Lステップ公式(2026年10月12日時点)。LINE公式アカウントのライトプランは税込5,500円で計算しています。
LINE公式アカウントの標準機能で足りる場合
一番安いのは、Lステップを契約しないことです。LINE公式アカウントだけでも、次のことは追加料金なしでできます。
- 友だち追加のあとに、決めた日数ごとに順番に送る(ステップ配信)
- 性別や年代などの属性で、送る相手を絞る(セグメント配信)
- 決まった言葉に自動で返す(応答メッセージ)
一方で、「予約した人にだけ前日に送る」「アンケートの答えでタグを付けて送り分ける」のように、お客さんの行動や回答で動きを変えたいなら、Lステップのような拡張ツールの出番です。標準機能でどこまでできるかは、LINE拡張ツールを無料で使う方法で詳しく比べています。
エルメ・Laiとの料金の違い
エルメは、無料プランで送れる数がLステップのフリーより多いのが特徴です。
- フリー(0円):月1,000通まで。リッチメニューは2つ、フォームは3つまでなどの上限あり
- スタンダード(月10,780円・税込):エルメ側の配信数の上限なし(LINE側の通数は別)
Laiは、配信や設定の下書きをAIに頼めるツールです。月5,000通の入口プランで比べると、LINEと合わせた月額はLステップのスタートより5,780円高くなります。
無料期間はStarterのみ7日間で、カード登録なし・最低契約期間なしという違いもあります(Lai公式サイト)。
Lステップとどちらにするかで迷っているなら、LaiとLステップの比較で、月額と設定の手間の2つの軸から比べています。ほかのツールも含めて全体を見たい場合はLINE拡張ツールの比較が参考になります。
よくある疑問
Q. 個別トークも通数に入る?
入ります。Lステップ公式の料金ページで、1対1のトーク(個別トーク)で送ったメッセージも配信数に含まれると案内されています。
予約の確認や質問への返事をLINEでよく送る店は、一斉配信の通数に少し上乗せして見積もってください。友だち数百人の店なら、スタートの約5,000通を超えることはまずありません。
Q. 無料期間中にやめたら費用は?
かかりません。初月0円の期間中は、費用なしで解約できると公式に書かれています。
気をつけたいのは手続きの期限です。課金日の前日までに解約しないと、そこから3か月の解約できない期間に入ります。申し込んだ日に、無料期間が終わる日をカレンダーに入れておくと安心です。
ただし、公式の注意事項では、一度Lステップにつないだアカウントは解約後に再び連携できないとされています。無料期間中の解約を例外とする記載はないため、同じ扱いになると考えておくのが安全です。
Q. 構築代行は必要?
友だち数百人の店で、使う流れが予約と順番の配信くらいなら、まずは自分で組んでみてからでも遅くありません。Lステップには、無料のZoomでの初期設定サポートと、有料プランなら毎月1回60分の無料相談があります。
構築代行は、Lステップとは別の会社に頼むサービスで、料金は会社ごとに違います。頼む場合は月額とは別の費用になるので、合算の月額とは分けて考えてください。
まとめ
Lステップの料金は、プランの月額だけでなく、LINE公式アカウントの料金と、3か月の解約制限まで含めて見ると判断しやすくなります。
- プラン:フリー0円/スタート5,000円/スタンダード21,780円/プロ32,780円(税込)。予約やフォームは全プランで使える
- 毎月の支払い:友だち数百人の店なら、スタートとLINEのライトプランで合計10,500円が目安
- スタンダードが要るのは:人ごとのリッチメニューや、URLのクリック測定を使いたいとき
- 契約の条件:初月0円。そのあとは3回払うまで解約できないので、スタートでも最低15,000円。一度上げたプランは下げられない
- その前に:順番の配信や属性の絞り込みだけなら、LINEの標準機能で足りることもある
迷ったら、まずChatGPTで自分の店の通数と必要なプランを試算してみてください。スタートで足りると分かれば、無料の1か月で流れを1つ組んで、続けるかどうかを決めればOKです。

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