LINE公式アカウントで配信できないときの確認順|通数・支払い・人数

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いつものようにお知らせを配信しようとしたら、送れない。昨日までは普通に送れていたのに、どこが悪いのか分からない。今日のうちに案内を出したいのに、手が止まっていませんか。

配信できない原因の多くは、管理画面で自分で確かめて直せるものです。今月の通数、プランの支払い、絞り込みの人数、メンバーの権限の4つを、上から順に見ていけば見つけやすくなります。

管理人のNoahです。LINEヤフーの公式マニュアルと料金の案内で、配信が止まる条件を確かめて整理しました。慌てて設定をあちこち触るより、確かめる順番を決めて1つずつ見るのが近道です。

この記事では、配信できない原因と確かめる場所、原因が見つからないときの確かめ方、問い合わせの文面のまとめ方を紹介します。

読み終えるころには、送れない原因を自分で見つけて、今日の配信に戻れるはずです。どうしても見つからないときも、問い合わせの文面までその場で用意できます。

配信できない原因と確かめる場所

まずは、今の様子に近いものを下の表から探してください。当てはまるものがなければ、上から順に確かめます。上ほど、小さな店で当たりやすい原因です。

こんなとき考えられる原因確かめる場所(パソコンの管理画面)
月の後半に、急に送れなくなった今月の通数が上限に届いた[設定]→[利用と請求]→[ダッシュボード]
有料プランのはずが、無料プランになっている支払いの失敗で、無料のプランに戻ったホームの表示/[利用と請求]→[月額プラン]
年齢や性別で絞り込むと送れない絞り込んだ人数が足りない配信画面の絞り込みの人数
作成はできるのに、配信だけできない配信できない権限になっている[設定]→[権限管理]
配信できないときの原因と確かめる場所(2026年10月時点)

通数:今月の上限に届いていないか

いちばん先に見るのは、今月の通数です。無料のコミュニケーションプランは月200通、ライトプランは月5,000通を超えて配信できません。上限を超えて送るには、プランを上げる必要があります。

通数は「送った回数×届けた友だちの数」で数えます。友だちが70人の店なら、全員に3回送れば210通で、4回目の前に無料の分を超えます。ステップ配信や絞り込み配信も通数に入ります。チャット、応答メッセージ、あいさつメッセージは入りません。

今月使った通数は、パソコンの管理画面の[設定]→[利用と請求]→[ダッシュボード]で見られます。

Noah
通数の表示は毎日午前2時ごろの更新です。今日送った分は、まだ入っていないことがあります。

上限に届いていたときの選び方は、次の3つです。

  • 来月まで待つ:無料の分は月ごとなので、翌月になればまた送れる。急ぎでない案内ならこれで足りる
  • 急ぎの数人にはチャットで送る:チャットは通数に数えられない。予約の変更など、伝えたい相手が決まっているとき
  • プランを上げる:毎月のように上限に届くなら、ライトプラン(月5,000通)を考える

たとえば美容室で、月末に、翌月のキャンペーン告知を全員に送ろうとして止まったなら、来店が近い人だけにチャットで伝え、全員への告知は翌月の頭に回すこともできます。どのプランで足りるかの数え方は、LINE公式アカウントの料金が高いと感じたらで紹介しています。

(出典:LINEヤフー for Business「料金プラン」/「利用と請求」マニュアル)

プラン:支払いの失敗で無料に戻っていないか

有料のライトプランやスタンダードプランを使っているのに、200通あたりで止まった。そんなときは、プランが無料のコミュニケーションプランに戻っていないかを見ます。

LINEヤフーの案内では、有料プランが自動でコミュニケーションプランに変わる原因の大部分は、自動の支払いが失敗していることです。登録したクレジットカードの期限切れや、追加メッセージの料金が支払われていないことが当たります。

確かめて直す順番は次のとおりです。

  1. 管理画面のホームに、支払いについてのエラーが出ていないか見る。出ていれば、追加メッセージの料金などが未払いになっている
  2. [設定]→[利用と請求]→[お支払い方法]で、登録したカードの期限が切れていないか見る。切れていれば新しいカードを追加する
  3. [利用と請求]→[月額プラン]で、使いたいプランの[アップグレード]から契約し直す

飲食店で、カードを作り直したのに登録を変え忘れていた、というのがこの形です。支払い方法とプランを変えられるのは「管理者」の権限を持つ人だけなので、スタッフが気づいたら、オーナーに伝えて直してもらいます。

(出典:LINEヤフー for Business「有料プランが自動的にコミュニケーションプランへ変更された場合の解決方法」)

送り先:絞り込みの人数が足りているか

全員に送るときは送れるのに、年齢や性別、地域で絞り込むと送れない。この場合は、絞り込みに必要な人数が足りていないことが考えられます。

絞り込み配信に必要な人数(公式マニュアル)
  • 年齢・性別・地域などの属性で絞り込むには、ターゲットリーチが100人以上必要
  • 属性で絞り込んだあとの人数(推計)も、50人以上必要
  • オーディエンス(過去の配信を開いた人など)を掛け合わせるときは、掛け合わせた結果が50人以上で、それぞれのオーディエンスにも50人以上必要

ターゲットリーチは、属性で絞り込んだ配信を届けられる友だちの数です。ブロックしている人などは入らないので、友だち数より少なくなります。

管理画面のホームで、友だち数と並んで表示されます。友だち数が100人を超えていても、ターゲットリーチが100人に届いていないことがあります。

たとえば教室で「20代の女性だけ」に送ろうとして人数が足りないときは、次のどちらかにします。

  • 条件を広げる:「20代の女性」を「女性」にするなど、絞り込みを1つ外して50人以上にする
  • 全員に送って1行目で伝える:絞り込まずに送り、本文の1行目で「〔20代の方向け〕のお知らせです」と書く

属性の情報はおおむね3日前のものなので、友だちになったばかりの人は絞り込みに入らないことも覚えておいてください。

人数が少なくても使える分け方は、LINE公式アカウントのセグメント配信のやり方で紹介しています。

(出典:LINEヤフー for Business「絞り込み配信について」マニュアル)

権限:配信できるメンバーか

メッセージの作成も保存もできるのに、配信だけができない。これは、自分の権限が「運用担当者(配信権限なし)」になっているときに起きます。

権限メッセージの作成メッセージ配信支払い方法の管理
管理者できるできるできる
運用担当者できるできるできない
運用担当者(配信権限なし)できるできないできない
権限ごとにできること([設定]→[権限管理]の表から抜粋。2026年10月時点)

スタッフに下書きだけを任せて、配信はオーナーが確かめてから押す、という使い分けのための権限です。

スタッフが配信まで担当するなら、管理者が[設定]→[権限管理]で、そのスタッフの権限を「運用担当者」に変えるか、「運用担当者」で招待し直します。メンバーの権限を変えられるのも管理者だけです。

(出典:LINEヤフー for Business「権限管理」マニュアル)

原因が見つからないとき

通数・プラン・人数・権限のどれでもないなら、店の側では直せない原因を疑います。アカウントの利用停止と、LINE側の障害やメンテナンスです。次の順番で確かめます。

①停止の知らせを見る ②障害のお知らせを見る ③問い合わせをまとめる
原因が見つからないときに確かめる順番

利用停止の通知を確かめる

LINE公式アカウントのガイドラインでは、禁止されている内容を配信したアカウントに対して、予告なくサービスの提供を止めることがあるとされています。理由を答える義務はない、とも書かれています。

管理画面のホームや、アカウントに登録したメールアドレスに、LINEヤフーからの知らせが届いていないかを見てください。

ガイドラインで禁止されている配信には、たとえば次のものがあります。

  • 法令や公序良俗に反する内容
  • 著作権やプライバシーなど、他人の権利を侵す内容
  • 受け取った人や第三者が、不快・迷惑と感じる内容

ふだんのお店のお知らせだけを送っているなら、先に通数・プラン・人数・権限の4つを見直してから疑うのが順番です。

(出典:LINE公式アカウントガイドライン)

障害・メンテナンスのお知らせを見る

LINE側で障害やメンテナンスが起きていると、設定が正しくても配信できないことがあります。LINEヤフー for Businessの「お知らせ」一覧に、今起きていることが出ていないかを見ます。

Noah
障害が原因なら、店の設定は触らなくて大丈夫です。直るのを待ちましょう。

障害のときに設定を変えてしまうと、直ったあとに元に戻す手間が増えます。お知らせに出ていたら、復旧を待ってから同じ配信をもう一度試します。急ぎの連絡があるなら、その間は店のホームページや電話など、ほかの手段で伝えます。

(出典:LINEヤフー for Business「LINE公式アカウント お知らせ一覧」)

ChatGPTで問い合わせの文面をまとめる

ここまで見ても分からなければ、LINEヤフー for Businessのヘルプにあるお問い合わせフォームから問い合わせます。そのとき、何を確かめたかと、画面に何が出ているかを最初に伝えると、やりとりが少なく済みます。

確かめたことをメモのまま書くと伝わりにくいので、ChatGPTに整えてもらいます。次の指示文の〔 〕を自分の状況に置き換えて貼り付けます。無料版で使えます。アカウントのIDやパスワード、お客様の名前は入れません。

LINE公式アカウントのサポートに送る問い合わせ文を作ってください。

【起きていること】
・〔メッセージ配信で[配信]を押すとエラーになり、送れない〕
・画面に出ている表示:〔(表示された文をそのまま貼る)〕
・いつから:〔10月15日の午前10時ごろから〕
・使っている画面:〔パソコンのブラウザ〕

【自分で確かめたこと】
・今月の通数:〔120通。プランは無料のコミュニケーションプラン〕
・絞り込み:〔使っていない(友だち全員に送ろうとした)〕
・自分の権限:〔管理者〕
・お知らせ一覧:〔障害の案内はなかった〕

【条件】
1. 「起きていること」「確かめたこと」「知りたいこと」の3つの見出しで、箇条書きにしてください
2. 知りたいことは「送れない原因と、直す方法」にしてください
3. ていねいに、全体で300字以内にしてください
※私が書いていないことは足さないでください

返ってきた文は、送る前に次の2点を確かめます。

  • 日時・通数・権限など、自分が書いた事実と1つずつ合っているか
  • 画面の表示が、言い換えられずにそのまま入っているか(表示の文がそのままだと、原因を探してもらいやすい)

画面の表示が英語や見慣れない言葉で意味が分からないときは、同じChatGPTに「この表示はどういう意味ですか。

LINE公式アカウントの管理画面で出ました」と聞いて、見当をつけてから問い合わせてもかまいません。ただし答えは推測なので、直し方はLINEヤフーの回答で確かめてください。

(出典:LINE for Business ヘルプ「問題が発生しました」)

よくある疑問

Q. ステップ配信が止まったら?

今月の通数が上限を超えると、使っているステップ配信もすべて止まります。プランを上げるなどして送れる状態に戻したら、ステップ配信の画面で[再開]を押します。

再開すると、止まっていたステップ配信がまとめて動き出します。もう使っていないステップ配信があれば、再開の前に編集画面で[停止]しておきます。(出典:「ステップ配信」マニュアル)

Q. 画像や動画が送れない?

画像や動画は、ファイルが大きすぎると送れません。スマホで撮った長い動画は大きくなりやすいので、短く切るか、動画をYouTubeなどに上げてリンクで送る方法があります。

テキストは、1つの吹き出しに500文字までです。入力欄の右下に「〇/500」と出るので、超えていたら吹き出しを2つに分けます。

Q. 一部の友だちにだけ届かない?

配信はできているのに、特定のお客様から「届いていない」と言われる場合は、送れないのではなくその人に届かない状態です。ブロックしている人には届きませんし、絞り込み配信なら条件から外れている人には届きません。

自分のスマホでは届いているかを確かめたいときは、テスト配信が使えます。テスト配信のやり方は、公式LINEの配信取り消しはできる?の「次から防ぐ確認の順番」で紹介しています。

まとめ

LINE公式アカウントで配信できないときは、自分で直せる原因から上に順番に確かめます。

  1. 通数:無料プランは月200通、ライトプランは月5,000通を超えて送れない。[利用と請求]→[ダッシュボード]で見る
  2. プラン:支払いの失敗で無料プランに戻っていないか。直せるのは管理者だけ
  3. 絞り込みの人数:属性で絞るにはターゲットリーチ100人以上、絞ったあとも50人以上
  4. 権限:「運用担当者(配信権限なし)」では配信できない

4つとも当てはまらなければ、利用停止の知らせと障害のお知らせを見て、それでも分からなければ問い合わせます。まずは表の上から1つずつ、確かめていきましょう!

管理人プロフィール
Noah

管理人のNoah。ジンベエザメ。薬剤師として保険薬局に数年勤めたのち、IT企業へ転職。
いまは担当業務のなかで、AIを使った効率化にも関わっています。ChatGPTは公開直後から課金して使い続け、仕事でも私生活でも試してきました。

薬局時代、Faxが主役の現場で「手作業に本業を削られる感覚」を味わったことが、このブログの出発点です。

小さなビジネスの集客・接客をAIでラクにする方法を、自分で触って確かめたことと公式の情報をもとに書いています。

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