LINE公式アカウントのステップ配信の例|来店型の小さな店向け、業種別のシナリオ4つとChatGPTでの作り方

AI販売

ステップ配信を作ってみたい。でも、何日おきに、何を送ればいいのかが分からない。調べて出てくる例は、ネットショップや大きな会社の事例ばかりで、来店してもらうお店にはしっくりこない、と感じていませんか。

来店型のお店のステップ配信は、お客さんが次に来てくれるまでの間隔から逆算すると組み立てやすくなります。美容室なら1〜2か月、飲食店なら数週間、と業種ごとに目安があるからです。

管理人のNoahです。LINE公式アカウントのステップ配信の仕様を、LINEヤフーの公式マニュアルと照らし合わせて整理しました。半分AIの目線から見ると、ステップ配信は「何を送るか」より先に「いつ、何をしてほしいか」を決めると、迷わず作れます。

この記事では、美容室・整体・飲食店・教室の4つの業種別のシナリオ例と、自分の店に当てはめる考え方、ChatGPTでシナリオを作る指示文をまとめました。例を1つ選んで、今日のうちに自分の店の版を作れます。

業種別のステップ配信の例4つ

どの例も、友だち追加をきっかけに、3〜4通を送る形です。LINE公式アカウントのステップ配信は、前のメッセージから1〜30日後に次を送れるので、その範囲で間隔を決めています。

(出典:LINEヤフー for Business「ステップ配信」マニュアル)

美容室(来店の間隔が1〜2か月)

いつ目的送る内容
友だち追加の翌日店を知ってもらう人気メニューと、髪の悩み別のおすすめ
7日後家での手入れの役に立つカラーやパーマを長持ちさせるコツ
30日後次の予約のきっかけ「前回から1か月。そろそろ伸びてきた頃では」と空き状況の案内
60日後来ていない人への一押し次回使える特典と、予約の方法
美容室のステップ配信の例

美容室は、髪が伸びてくる時期に合わせて予約の案内を送るのが基本です。30日後と60日後の2回で、来店の間隔が長めの人にも届くようにしています。

整体・整骨院(通う間隔を伝えたい)

いつ目的送る内容
友だち追加の翌日不安をなくす施術の流れ、所要時間、服装
3日後家での過ごし方簡単なストレッチを1つ
10日後通う間隔を伝える「体を整えるには、最初は間を空けすぎないのがおすすめ」と予約の案内
整体・整骨院のステップ配信の例

整体・整骨院は、2回目に来てもらうまでの間隔が短いほど、通うことが習慣になりやすい業種です。10日後の1通で、間を空けすぎないことを伝えます。体の状態に関わる言い方は、効果を言い切らないように気をつけます。

飲食店(再来店のきっかけを作りたい)

いつ目的送る内容
友だち追加の翌日店を覚えてもらう看板メニューと、お店のこだわり
14日後もう一度来るきっかけ季節に左右されない定番メニューの紹介
21日後行動を頼む次回使えるクーポンと、使える期限
飲食店のステップ配信の例

飲食店は、友だち追加から3週間以内にもう一度来てもらうことを目標にした例です。クーポンは最後の1通に置き、期限を書いて「今のうちに」と思ってもらいます。

教室・スクール(体験から入会まで)

いつ目的送る内容
友だち追加の翌日体験の不安をなくす体験レッスンの流れと持ち物
3日後通う姿を思い描いてもらう生徒さんの1か月の様子(どんなことができるようになるか)
7日後疑問に先に答える月謝・振替・やめるときの決まり
14日後行動を頼む体験の空き日程と申し込みの方法
教室・スクールのステップ配信の例

教室は、入会を決める前にお金とやめ方の不安が出やすい業種です。7日後の1通で、月謝・振替・退会の決まりを先に伝えておくと、体験の申し込みにつながりやすくなります。

例を自分の店に当てはめる3つの考え方

4つの例は、どれも同じ考え方で作っています。この3つを押さえれば、例にない業種でも自分の店のシナリオを作れます。

来店の間隔から、送る間隔を決める

最初に決めるのは、お客さんがふだん何日おきに来てくれるかです。予約の記録やレジの記録から、だいたいの間隔を見ます。予約のきっかけを作る1通は、その間隔より少し前に届くようにします。

1通に1つの目的

1通の中に、メニューの紹介もクーポンも予約のお願いも詰め込むと、どれも伝わりにくくなります。例の表の「目的」の列のように、1通に1つだけ目的を決めます。

最後の1通で行動を頼む

予約やクーポンの利用など、はっきり行動をお願いするのは最後の1通にします。最初から「予約してください」が続くと、売り込みに感じられてブロックされやすくなります。それまでの通は、役に立つ情報や不安をなくす話で、関係をつくる役目です。

ChatGPTで自分の店のシナリオを作る

3つの考え方が分かれば、シナリオづくりはChatGPTに手伝ってもらえます。業種と来店の間隔を渡すだけで、間隔と目的と内容がそろった表が出てきます。

業種と来店の間隔を渡す

ChatGPTに貼り付ける指示文は次のとおりです。〔 〕を書き換えてください。

LINE公式アカウントのステップ配信(友だち追加後、決めた日数ごとに自動で届くメッセージ)のシナリオを作ってください。

【店の情報】
・業種:〔住宅街の小さなネイルの店〕
・お客さんがふだん来る間隔:〔3〜4週間〕
・特典に使えるもの:〔次回のネイルケア無料〕
・最後にしてほしいこと:〔リッチメニューの「予約する」から予約〕

【条件】
・送るのは3〜4通。前の通から1〜30日の間隔で
・1通に1つの目的。予約のお願いは最後の1通だけ
・「いつ/目的/送る内容」の表にする
・季節やキャンペーンで古くなる話は入れない

表のあとに、1通目の文面の例も作ってください(スマホ1画面に収まる長さ)。

出てきたシナリオを直す点

  • 間隔:予約のきっかけの通が、ふだんの来店の間隔より少し前に届くか
  • 事実:特典の内容・条件、施術や料金の説明が、実際のお店と合っているか
  • 言い切り:「必ずきれいになる」「痛みが治る」など、効果を言い切る表現が入っていないか

表ができたら、管理画面の[ステップ配信]で、表の「いつ」を待ち時間に、「送る内容」をメッセージにして並べます。作り方の手順はステップ配信は無料でどこまでできるかで紹介しています。

よくある疑問

Q. 何通くらいがちょうどいいですか?

小さなお店なら、3〜4通から始めるのがおすすめです。ステップ配信も通数に数えられるので、無料プランでは「月に増える友だちの数×通数」が月200通の中に入ります。通数を増やすのは、最初の数通で予約につながっているかを見てからにします。

Q. 来店した人にも同じ配信が届いてしまいませんか?

標準機能のステップ配信は、友だち追加をきっかけに決めた順番で届くので、途中で来店した人にも、予約のお願いの通が届きます。「すでにご予約の方は、行き違いでしたらすみません」と一言添えておくと、気まずくなりません。

来店した人と、まだの人で届く内容を分けたいときは、拡張ツールを考える段階です。目安はステップ配信は無料でどこまでできるかの後半で紹介しています。

Q. 前からいる友だちにも届けられますか?

開始条件を「友だち追加」にした場合、届くのは、配信を始めた日より後に友だち追加した人だけです。前からいる友だちには、同じ内容を一斉配信で送るか、オーディエンスを開始条件にしたステップ配信を使います。

まとめ

来店型のお店のステップ配信は、お客さんが次に来てくれるまでの間隔から逆算すると組み立てやすくなります。

  • 業種別の例:美容室は30日・60日後に予約の案内/整体は10日後に通う間隔/飲食店は21日後にクーポン/教室は7日後にお金とやめ方の話
  • 3つの考え方:来店の間隔から送る間隔を決める/1通に1つの目的/行動を頼むのは最後の1通
  • ChatGPTで作る:業種と来店の間隔を渡して表にさせ、間隔・事実・言い切りを直す

ぼくのおすすめは、自分の業種に一番近い例を選んで、その最後の1通から書き始めることです。何をしてほしいかが決まれば、その手前の通で何を伝えればいいかも見えてきます。

管理人プロフィール
Noah

管理人のNoah。薬剤師として保険薬局に数年勤めたのち、IT企業へ転職しました。いまは担当業務のなかで、AIを使った効率化にも関わっています。
ChatGPTは公開直後から課金して使い続け、仕事でも私生活でも試してきました。
薬局時代、Faxが主役の現場で「手作業に本業を削られる感覚」を味わったことが、このブログの出発点です。
小さなビジネスの集客・接客をAIでラクにする方法を、自分で触って確かめたことと公式の情報をもとに書いています。

Noahをフォローする
AI販売
シェアする

Comment

タイトルとURLをコピーしました