LINE公式アカウントと個人のLINEを併用するには?|1台のスマホで店と自分を分ける設定と、返信の分け方

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個人事業主として1人で営業していると、お客さんとの連絡も、家族や友人とのやり取りも、同じスマホのLINEに混ざってしまう。お店のLINE公式アカウントを作ったものの、個人のLINEとどう分ければいいのか、連携して大丈夫なのかと不安になっていませんか。

LINE公式アカウントと個人のLINEは、1台のスマホで両方使えます。大事なのは、アプリ・ログイン・通知の3つを分けておくことと、お客さんの連絡を少しずつ店のLINEに寄せていくことです。

管理人のNoahです。LINE公式アカウントのログインや管理の仕組みを、公式の案内と照らし合わせて整理しました。半分AIの目線から見ると、公私を分けるのは設定よりも、「お客さんにどこへ連絡してもらうか」を決めて伝えるところが肝心です。

この記事では、公式アカウントと個人のLINEの違い、1台のスマホで分ける設定、連携するときの注意、店の連絡を店のLINEに寄せる方法をまとめました。今日から、仕事の通知と私用の通知を分けられます。

公式アカウントと個人のLINEの違い

まず、2つが別のものだと押さえておきます。個人のLINEは「あなた」のアカウント、LINE公式アカウントは「お店」のアカウントです。

個人のLINELINE公式アカウント
だれのアカウントかあなた個人お店
使うアプリLINEアプリLINE公式アカウントのアプリ、またはブラウザの管理画面
お客さんに見える名前あなたの名前・プロフィールお店の名前・プロフィール
できること1対1のやり取り、グループ友だち全員への配信、自動応答、クーポン、複数人での管理など
個人のLINEとLINE公式アカウントの違い

個人のLINEを公式アカウントに切り替えることはできない

個人のLINEのアカウントを、そのままLINE公式アカウントに変えることはできません。LINE公式アカウントは新しく作る別のアカウントです。そのため、個人のLINEでつながっているお客さんは、自動では公式アカウントの友だちになりません。

同じスマホで両方使える

個人のLINEはLINEアプリで、LINE公式アカウントは専用の「LINE公式アカウント」アプリで使います。アプリが別なので、同じスマホに両方入れて使い分けられます。スマホを2台持つ必要はありません。

1台のスマホで分ける設定

1台のスマホで分けるときに整えるのは、アプリ・ログイン・通知の3つです。

LINE公式アカウントのアプリを入れる

App StoreやGoogle Playで「LINE公式アカウント」のアプリを入れます。お客さんとのチャット、配信、あいさつメッセージなどの設定は、このアプリでできます。個人のLINEアプリからは、お店としての返信はできません。お客さんへの返事は、必ずこちらのアプリから送ります。

ログインに個人のLINEを使うか、メールアドレスを使うか

LINE公式アカウントにログインするための「ビジネスID」は、個人のLINEのアカウントで作る方法と、メールアドレスで作る方法があります。

作り方良いところ気をつけること
個人のLINEのアカウントで作る手早く始められる。ログインのたびにパスワードを打たなくていい個人のLINEが使えなくなると、ログインできなくなる
メールアドレスで作る個人のLINEと切り離せる。人に引き継ぎやすいパスワードの管理が必要。電話番号での確認を求められることがある
ビジネスIDの作り方の違い

1人で営業していて、当面は自分しか使わないなら、個人のLINEで作っても困ることはあまりありません。スタッフを入れる予定がある、いずれお店を人に任せたいなら、メールアドレスで作っておくと、あとで楽になります。

通知を分ける

アプリが別なので、通知もアプリごとに分けて設定できます。スマホの設定で、LINE公式アカウントのアプリの通知音を個人のLINEと変えておくと、鳴った音だけで仕事か私用かが分かります。

  • 営業時間外は、お店のアプリの通知をオフにする(スマホの集中モードや、通知の時間指定を使う)
  • 営業時間外のお客さんには、自動応答で「営業時間内に返します」と返しておく
  • 個人のLINEの通知は、仕事中も家族からの連絡に気づけるようそのままにしておく

営業時間外の自動応答の作り方は、自動応答が反応しないときの確認手順や営業時間外の問い合わせを取りこぼさない方法で紹介しています。

個人のLINEと連携するときの注意

個人のLINEでビジネスIDを作る(連携する)ときに、よく出る不安が2つあります。

友だちに知られることはない

個人のLINEでビジネスIDを作っても、個人のLINEの友だちに「公式アカウントを作った」と知らされる仕組みはありません。お店のアカウントに、あなた個人のLINEの名前やプロフィールが表示されることもありません。お客さんに見えるのは、お店のアカウントの名前とプロフィールです。

個人のLINEが使えなくなったときに困ること

注意したいのはこちらです。個人のLINEでログインしている場合、機種変更で引き継ぎに失敗するなどして個人のLINEが使えなくなると、お店のアカウントにもログインできなくなります。

備えとして、次のどちらかをしておきます。

  • もう1人、管理者を追加しておく:家族や共同経営者など、信頼できる人を管理者にしておけば、自分がログインできなくなっても、その人から設定を戻せる
  • 機種変更の前に、個人のLINEの引き継ぎの準備をしておく:引き継ぎに必要な情報(電話番号・パスワードなど)を確かめておく

管理者の追加のしかたは、管理者と運用担当者の違いで紹介しています。

店の連絡を店のLINEに寄せる

設定を分けても、今まで個人のLINEで連絡してきたお客さんからは、これからも個人のLINEに届きます。そこで、少しずつお店のLINEに移ってもらいます。

個人のLINEに届いた店の連絡をどうするか

いきなり「個人のLINEでは受けません」と言うと、お客さんを戸惑わせます。届いた連絡にはいつもどおり返しつつ、最後に一言、お店のLINEを案内するのが自然です。

  • 返信の最後に「次からは、お店のLINEでも受け付けています」とURLを添える
  • お店のLINEだけの特典(空き状況のお知らせなど)を伝えて、移る理由を作る
  • 移ってくれたお客さんには、お店のLINEでお礼を伝える

案内に添える友だち追加のURLの出し方は、友だち追加URLの出し方と貼る場所をどうぞ。

ChatGPTで返信の型を作る

お客さんに失礼にならない案内の言い方と、お店のLINEでよく使う返信の型を、ChatGPTに作ってもらいます。〔 〕を書き換えてください。

1人で営業している〔整体院〕です。これまで個人のLINEでお客さんとやり取りしていましたが、お店のLINE公式アカウントに移ってもらいたいです。

【お願い】
1. 個人のLINEに予約の連絡が来たときに、いつもどおり返事をしたうえで、最後にお店のLINEを案内する一言を3パターン作ってください(押しつけがましくない、やわらかい言い方で)
2. お店のLINEに移ってもらう理由になる特典やメリットの案を3つ出してください
3. お店のLINEでよく来る〔予約・空き状況・料金・駐車場〕の質問への返信の型を作ってください(〔 〕で店ごとに変える部分を示して)

※お客さんの名前や電話番号は入れていません

作った返信の型は、LINE公式アカウントの応答メッセージやスマホのメモに入れておくと、毎回の返信が早くなります。お客さんの名前や連絡先は、ChatGPTに貼り付けないようにしてください。

よくある疑問

Q. 店のアカウントから個人のLINEの友だちは見えますか?

見えません。お店のアカウントで見られるのは、お店のアカウントの友だちとのやり取りだけです。個人のLINEの友だちや、個人のトークがお店の画面に出ることはありません。

Q. 機種変更したらどうなりますか?

新しいスマホにLINE公式アカウントのアプリを入れ、同じ方法でログインし直せば、お店のアカウントはそのまま使えます。個人のLINEでログインしている場合は、先に個人のLINEの引き継ぎを済ませる必要があります。不安なら、機種変更の前にもう1人管理者を追加しておくと安心です。

Q. 店を2つ持っていたら、アカウントも2つ要りますか?

お店ごとにLINE公式アカウントを作るのが基本です。1つのビジネスIDで、複数のLINE公式アカウントを作って切り替えながら管理できます。友だちや配信をお店ごとに分けたいなら、アカウントも分けておきます。

まとめ

LINE公式アカウントと個人のLINEは、1台のスマホで併用できます。公私を分けるのは、アプリ・ログイン・通知の3つと、お客さんの連絡を店のLINEに寄せることです。

  • 違い:個人のLINEはあなた、公式アカウントはお店のアカウント。個人のLINEを公式に切り替えることはできない
  • 分ける設定:専用アプリを入れる/ログインは個人のLINEかメールアドレス/通知音と営業時間外の通知を分ける
  • 連携の注意:友だちに知られる仕組みはない。個人のLINEが使えなくなるとログインできなくなるので、管理者をもう1人
  • 店のLINEに寄せる:返信の最後に一言案内する。ChatGPTで案内の言い方と返信の型を作る

ぼくのおすすめは、まずお店のアプリの通知音だけ変えておくことです。鳴った瞬間に仕事か私用かが分かるだけで、休みの日の気の休まり方が違ってくるはずです。

管理人プロフィール
Noah

管理人のNoah。薬剤師として保険薬局に数年勤めたのち、IT企業へ転職しました。いまは担当業務のなかで、AIを使った効率化にも関わっています。
ChatGPTは公開直後から課金して使い続け、仕事でも私生活でも試してきました。
薬局時代、Faxが主役の現場で「手作業に本業を削られる感覚」を味わったことが、このブログの出発点です。
小さなビジネスの集客・接客をAIでラクにする方法を、自分で触って確かめたことと公式の情報をもとに書いています。

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