LINE公式アカウントで使える無料の予約システム4つを比較|1人営業・スタッフあり・教室で選び方が変わる

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LINE公式アカウントから予約を受けられるようにしたい。でも、トークで空いている日時をやり取りするのは手間がかかるし、無料の予約システムはどれがLINEとつながるのか分からない……という方も多いのではないでしょうか。

管理人のNoahです。先に結論を言うと、無料の予約システムをLINE公式アカウントにつなぐ方法の多くは、予約ページのURLをリッチメニューに置く形です。

無料で使う範囲ではどれを選んでもここは同じなので、比べるべきなのは無料で月に何件受けられるかと、無断キャンセルを防ぐ機能が無料で使えるかのほうです。

この記事では、LINE公式アカウントと組み合わせやすい無料の予約システム4つを、各社の公式サイトの情報(2026年10月時点)で比べます。1人で営業している店、スタッフがいる店、教室を開いている店で、合うものが変わります。

比較表で全体を見る

無料プランで受けられる予約の数が多い順に並べています。

サービス 無料での予約の上限 LINE公式とのつなぎ方 無料で使えるキャンセル対策 有料の入口(月額) 向いている店
Airリザーブ 上限なし URLを置く オンライン決済(リマインドは有料) ベーシック 5,500円(税込) スタッフが2人以上いる
freee予約 上限なし(2027年1月から月50件) URLを置く 前日のリマインドメール・事前決済 Starter 1,980円(2027年1月から) 1人で営業している
STORES 予約 月50件 URLを置く(LINEの中で予約は有料) カードでの事前決済(リマインドは有料) スモール 12,980円(年契約なら9,790円・税込) LINEの中で予約まで済ませたい
RESERVA 月50件(顧客250件) URLを置く(LINEへの通知は月3,300円) なし(リマインドは有料) ブルー 5,500円(年払いなら3,850円・税込) 教室・イベントを開いている

※各社の公式サイト(2026年10月時点)より。税込の表記がないものは公式サイトの表示どおりに記載しています。プランの内容は変わることがあるため、申し込む前に最新の情報を確認してください。

比べた4つと、外したもの

選んだのは、無料プランがあり、美容室・整体・ネイル・教室のような予約制の小さな店が1人でも始められる予約システムです。次の2つは、理由があって比較から外しました。

  • Yahoo!リザベーションマネージャー:飲食店向けに無料で使え、LINE公式アカウントから予約を受けられたサービス。2027年3月31日で終了し、新規の申し込みは2026年11月30日で締め切られます
  • 美容室専用の管理システム:カルテや会計までまとめて扱うもので、無料プランがないものが中心です(「よくある疑問」で触れています)

LINEとのつなぎ方は2種類

表の「LINE公式とのつなぎ方」は、次の2つに分かれます。

URLを置く形 4つとも無料 予約 予約ページ 予約する リッチメニュー をタップ ブラウザで 予約する 予約の確認は メールで届く LINEの中で済ませる形 有料プラン・オプション 日時を選ぶ 10:00 11:00 13:00 明日10時の ご予約です LINEの中で 予約する 確認・リマインド もLINEに届く 予約はSTORES 予約 通知はRESERVAで使える
LINE公式アカウントと予約システムのつなぎ方(画面はイメージです)

無料で使えるのはURLを置く形で、4つともできます。LINEの中で予約や通知まで済ませる形は、STORES 予約とRESERVAで有料で使えます。

無料で始めるなら、まずはURLを置く形になります。LINEの中で済ませる形が必要かどうかは、使ってみてから決めても遅くありません。

店のタイプ別おすすめ

4つとも無料で始められますが、得意なことが違います。どの店にも合う1位はありません。自分の店に近いものから見てください。

1人営業:freee予約

1人で施術や接客をしていると、予約の確認の連絡まで手が回りません。

無料から使える予約システムのfreee予約は、今の無料プラン(Starter)でも、予約日の前日にリマインドメールが自動で届きます。4つの中で、無料のままリマインドまで任せられるのはfreee予約だけです。

お客様が自分でキャンセルの手続きをする機能と、予約の時点で代金を払ってもらう事前決済も、無料プランから使えます。

注意したいのは、2027年1月から料金プランが変わり、無料で受けられる予約が月50件までになることです。今の無料プランの利用者は、手続きなしで新しい無料プランに移ります。

  • 月50件には、キャンセルされた予約も含まれる
  • 2027年2月から、上限に達した月は予約ページが「受付をしていない」表示になる
  • 件数に上限がないのは、Starterプラン(月1,980円、年契約なら月1,580円)から

freeeは新しい無料プランについて「従来に比べ一部の機能に制限が追加される」と案内しています。リマインドメールが引き続き使えるかは、登録前に公式の案内で確かめてください。

スタッフ2人以上:Airリザーブ

Airリザーブは無料のフリープランでも、予約件数に上限がなく、スタッフを登録して管理の権限を持たせられます。2〜3人で予約を見ながら営業する店が、費用をかけずに始めやすい作りです。

一方で、リマインドメールは有料のベーシックプラン(月5,500円・税込)からです。無料のまま使うなら、前日の確認の連絡は自分たちで送ることになります。

教室・イベント:RESERVA

RESERVAは、予約の受け方の型を6種類から選べます。「毎週水曜の定員8人のレッスン」のように、1人ずつの施術とは形が違う予約に向いています。

もう1つの特徴は、無料プランのまま、月3,300円(税込)のオプションで予約の確認やリマインドをLINEに送れることです。4つの中で、LINEにリマインドを届けられる一番安い組み合わせです。無料プランは月50件・顧客250件までです。

LINE内で完結:STORES 予約

STORES 予約は、LINEミニアプリと連携すると、お客様がLINEを開いたまま予約まで済ませられます。予約ページを別に開く手間がなくなります。

ただし、この連携は有料のスモールプラン以上で、さらに月4,400円(税込)かかります。

無料のフリープランでできるのは、ほかの3つと同じくURLを置く形までです。無料プランでもGoogleマップの店舗情報から直接予約を受けられるので、Googleで見つけてもらうことが多い店は、無料のうちから使い道があります。

選ぶときの3つの軸

上のおすすめは、次の3つの軸で分けています。自分の店に当てはめるときは、この順番で確認してください。

軸1 無料で受けられる予約数

最初に見るのは件数です。上限を超える月が続くなら、有料プランへの切り替えが前提になるため、ほかの機能より先に確認します。

無料での上限 サービス 1日あたりの目安(月25日営業)
上限なし Airリザーブ/freee予約(2026年12月まで) 件数を気にしなくてよい
月50件 STORES 予約/RESERVA/freee予約(2027年1月から) 1日2件まで

迷ったら、先月の予約を手帳やカレンダーで数えてみてください。電話やLINEのトークで受けた分も含めて月50件を超えそうなら、無料で続けられるのはAirリザーブだけです。ほかの3つは、有料プランも含めて考えます。

軸2 LINE公式とのつなぎ方

無料の範囲では4つともURLを置く形なので、ここで差がつくのはお金をかけてLINEの中で済ませたくなったときです。

  • 予約の確認・リマインドをLINEに届けたい:RESERVA(無料プラン+オプション月3,300円・税込)
  • 予約そのものをLINEの中で済ませたい:STORES 予約(スモールプラン以上+月4,400円・税込)
  • URLを置く形で十分:Airリザーブ・freee予約(予約の確認はメールで届く)

メールをあまり見ないお客様が多い店ほど、LINEに届く形の価値は上がります。まずは無料でURLを置き、確認の連絡が届いていないと感じたら、LINEに届く形を検討する順番で十分です。

軸3 無料でできるキャンセル対策

予約システムで無断キャンセルを減らす方法は、主に2つです。

  • リマインド:予約日の前に「明日◯時にお待ちしています」と自動で知らせる。うっかり忘れを防ぐ
  • 事前決済:予約の時点で代金を払ってもらう。来店しない理由そのものを減らす

無料プランで使えるのは次のとおりです。

  • リマインド:freee予約(メール。2027年1月以降の扱いは要確認)のみ
  • 事前決済:freee予約、Airリザーブ、STORES 予約

Airリザーブ・STORES 予約・RESERVAは、リマインドを自動で送るには有料プランかオプションが必要です。無料のまま使う場合は、前日に自分で連絡する手間が残ります。

リマインドとキャンセル対応を自動にする手順は、予約のキャンセルを減らす自動化の方法でまとめています。

4つの特徴

Airリザーブ

リクルートの「Air」シリーズの予約システムです。どのプランでも予約件数で月額が変わらず、無料のフリープランで次の機能が使えます。

  • 予約管理・顧客管理
  • オンライン決済(手数料3.24%)
  • 予約確認メールの自動送信
  • スタッフの登録と管理の権限

リマインドメールはベーシックプラン(月5,500円・税込)から、その上はスタンダードプラン(月11,000円・税込)です。

公式サイトにLINEとの連携機能の記載はなく、LINE公式アカウントには予約ページのURLを置いてつなぎます。(出典:Airリザーブ公式サイト)

freee予約

以前は「tol(トル)」という名前だった予約システムで、今は会計ソフトのfreeeが提供しています。古い比較記事では「tol」として紹介されていることがあります。

  • 予約サイトの作成と予約管理
  • 予約者からのキャンセル受付(全プラン)
  • 事前決済(全プラン、手数料6%)
  • 登録できるスタッフの数に上限なし(全プラン)

2027年1月からの料金は、無料プラン(月50件まで)、Starter(月1,980円)、Business(月3,980円)、Team(月11,880円)の4つです。

スタッフごとの指名予約が使えるのはTeamだけなので、指名を受けたい店は、ほかの3つの条件も比べてから選ぶとよいでしょう。

LINE公式アカウントとは、リッチメニューに予約サイトのURLを置いてつなぎます。(出典:freeeヘルプセンター「freee予約の新プランのご案内(2027年1月〜)」)

STORES 予約

ネットショップなどを手がけるSTORESの予約システムです。無料のフリープランは月50件・予約ページ2つまでですが、その範囲で使える機能は多めです。

  • クレジットカードでの事前決済
  • Googleで予約(Googleマップ・検索結果からの予約)
  • 予約を承認してから確定する「承認制」
  • QRコードでのセルフチェックイン

リマインドの自動配信、キャンセル料の設定、スタッフの指名予約は有料プランからです。

LINEミニアプリとの連携はスモールプラン以上で、別に月4,400円(税込)かかります。有料の入口のスモールプランは月12,980円(年契約なら月9,790円・税込)で、4つの中では高めです。(出典:STORES 予約公式サイト「料金プラン」)

RESERVA

予約の受け方の型を6種類から選べる予約システムです。1人ずつの施術予約だけでなく、定員のあるレッスンやイベント、時間貸しの部屋にも同じ仕組みで対応できます。

  • サービス(施術など1人ずつの予約)
  • スタッフ指名
  • スクール(定員のあるレッスン)
  • イベント
  • 施設(時間貸しの部屋など)
  • 宿泊

無料のフリープランは月50件・顧客250件までです。

LINEとの連携は月3,300円(税込)のオプションで、フリープランから使えます。

予約の確認とリマインドがLINEに自動で届くようになります。オプションなしでリマインドを送れるのは上位の有料プランからで、有料の入口のブループランは月5,500円(年払いなら月3,850円・税込)です。(出典:RESERVA公式サイト「料金プラン」)

LINE公式につなぐ3ステップ

どれを選んでも、無料でURLを置く形なら手順は同じです。

ステップ1 予約ページを作る

選んだ予約システムに登録し、次の3つを入れて予約ページを作ります。

  • メニュー:名前・所要時間・料金
  • 受付する日時:営業日と、予約を受ける時間帯
  • キャンセルの決まり:いつまでなら変更できるか、当日のキャンセルをどう扱うか

公開したら、予約ページのURLを控えておきます。ステップ3で使います。

ステップ2 説明文をChatGPTで整える

予約ページの説明文やキャンセルの決まりは、言い回し次第でお客様の受け取り方が変わります。決まりの中身は自分で決め、文章にする部分をChatGPTに任せると早く整います。〔 〕の中を自分の店に置き換えて使ってください。

次の情報をもとに、予約ページとLINE公式アカウントで使う文を3つ作ってください。

【店の情報】
・業種:〔1人で営業している整体院〕
・メニュー:〔初回60分 6,000円/2回目以降45分 4,500円〕
・キャンセルの決まり:〔前日までの変更は無料。当日のキャンセルが続いた方は、次回の予約をお断りすることがある〕
・よく聞かれること:〔駐車場の有無、施術を受けるときの服装〕

【作ってほしいもの】
1. 予約ページの冒頭に載せる説明文(150字以内)
2. キャンセルの決まりの文(きつい印象にならない言い回しで、100字以内)
3. LINEのリッチメニューのボタンに入れる言葉(8字以内で3案)

【条件】
・上の情報にないことは書き足さない

出てきた文は、料金・時間・キャンセルの条件が実際の店と合っているかを確かめてから使います。ChatGPTは、渡していない条件を書き足すことがあります。

ステップ3 リッチメニューに置く

LINE Official Account Managerでリッチメニューを作り、ボタンのアクションを「リンク」にして、ステップ1で控えたURLを入れます。ボタンの言葉には、ステップ2で作った案を使います。

友だち追加の直後に届くあいさつメッセージにも、予約ページのURLを1行添えておくと、新しいお客様がそのまま予約に進めます。

よくある疑問

Q. 無料プランのままで大丈夫?

大丈夫です。4つとも、無料プランはお試し期間ではなく、0円のプランとして用意されています。有料に切り替えるのは、件数の上限か、無料では使えない機能が必要になったときで十分です。

ただし、freee予約のように無料プランの条件があとから変わることはあります。登録したメールアドレスに届く料金改定のお知らせには目を通しておきましょう。

Q. 電話予約はやめるべき?

やめる必要はありません。電話のほうが安心するお客様もいます。目標は電話をなくすことではなく、施術中・接客中に手が止まる回数を減らすことです。

電話やLINEのトークで受けた予約も予約システムに入力しておけば、ネット予約とのダブルブッキングを防げます。

Q. 飲食店でも使える?

この記事の4つは、施術やレッスンのように時間の枠ごとに予約を受ける店を中心に作られています。席の数やコースの管理が必要な飲食店は、申し込む前に、自分の店の予約の形に合うかを各社の公式サイトで確かめてください。

飲食店向けに無料でLINE公式アカウントから予約を受けられた「Yahoo!リザベーションマネージャー」は、先に触れたとおり2027年3月31日で終了します。

2026年10月時点で、代わりになる無料のサービスは見当たりませんでした。(出典:Yahoo!リザベーションマネージャー公式サイト)

Q. 美容室専用との違いは?

美容室専用の管理システムは、予約に加えて、カルテ(施術の記録)や会計、次回の来店を促す仕組みまでをまとめて扱うものが中心です。その分、月額料金がかかるものが多くなります。

今困っているのが予約の受付だけなら、この記事の4つから始めて問題ありません。カルテやリピートの仕組みまで手が回らなくなってから検討しても遅くありません。

まとめ

LINE公式アカウントにつなぐ無料の予約システムは、無料の範囲ではどれもURLを置く形です。だから選ぶときは、店のタイプと、無料でどこまでできるかで決めるのが近道です。

  • 1人で営業していて、リマインドまで無料で任せたいなら freee予約
  • スタッフが2人以上いて、件数を気にせず使いたいなら Airリザーブ
  • 教室・イベントを開いていて、LINEにリマインドを届けたいなら RESERVA
  • お金をかけてでも、LINEの中で予約まで済ませたいなら STORES 予約

迷ったら、まず先月の予約件数を数えてみてください。月50件を超えるかどうかで、無料のまま続けられるものが決まります。どれも無料で始められるので、1つ登録して予約ページを作ってみるのが一番早い確かめ方です。

予約の受付だけでなく、予約の前後のメッセージやリマインドまでLINEの中で自動にしたくなったら、LINE拡張ツールの比較も参考にしてください。予約システムとは別のやり方で、同じ手間を減らせます。

管理人プロフィール
Noah

管理人のNoah。薬剤師として保険薬局に数年勤めたのち、IT企業へ転職しました。いまは担当業務のなかで、AIを使った効率化にも関わっています。
ChatGPTは公開直後から課金して使い続け、仕事でも私生活でも試してきました。
薬局時代、Faxが主役の現場で「手作業に本業を削られる感覚」を味わったことが、このブログの出発点です。
小さなビジネスの集客・接客をAIでラクにする方法を、自分で触って確かめたことと公式の情報をもとに書いています。

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